グレゴリウスI世 - 横浜市緑区のピアノ教室 | 明るく楽しい♪福田音楽教室♪ -
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「りえ先生の楽しいピアノ」に登場した、音楽の歴史に名を残した偉大な人物たちをご紹介しているページです。
グレゴリウスI世 (Gregorius I, 540年?〜604年3月12日)- ローマ教皇 -グレゴリウスI世 ※この画像はパブリックドメインです。
大ラテン教父の一人。ローマ・カトリックでは聖人、教会博士であり、祝日は9月3日。
ローマの元老院議員の家柄に生まれたグレゴリウスさんは、哲学や法学などを学び政治家として活動していました。
彼はキリスト教の教義を徹底的に学び、またその人格のために、教会の要職を次々と歴任していきました。 しかし教皇ペラギウスII世が没し、590年に半ば無理やり教皇に選出されると決意を固め、典礼の整備や教会の改革に意欲的に取り組み、教会のために尽力しました。 まずイタリアを脅かしていたロンバルド族に対し、外交でそれを食い止めるという政治的業績を残しました。
また当時のヨーロッパはゲルマン民族の大移動によって混乱が続いていましたが、そのゲルマン民族に対してキリスト教を広め、彼らの宗教観を一新させました。 596年には40名もの宣教師たちをイギリスに派遣して、その地のアングロ・サクソンの人たちを大勢キリスト教徒にしたのです。
こうして西方、東方ともに教皇の権威を高めることに成功したグレゴリウスI世は「大教皇」とも呼ばれるほどになりました。 また聖ベネディクトゥスの伝記や数多くの書簡などの著作物を残すほど多才だったそうです。
さてグレゴリオ聖歌は彼の名に由来し、グレゴリウスI世が編纂し、作曲も数多くしたと広く信じられてきました。 グレゴリウスI世 ※この画像はパブリックドメインです。
この聖歌にグレゴリウスの名前が冠せられた由来はいくつかあって、
などが知られています。 後者の"ある伝説"というのは、「グレゴリウスは聖霊の象徴である鳩に霊感をうけて聖歌を書き取った」というもので、グレゴリオ聖歌に神聖さと権威を与えることができた、ということらしいです。 |
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