りえ先生の楽しいピアノ(第1回) - 横浜市緑区のピアノ教室 | 明るく楽しい♪福田音楽教室♪ -

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りえ先生の楽しいピアノ(第1回)

りえ先生の楽しいピアノ

りえ先生の楽しいピアノ(第1回)

始まりました!「りえ先生の楽しいピアノ」
このコーナーでは、音楽の楽しさをはじめとしてピアノの練習方法や、音楽の歴史や作曲家のあんなコトやこんなコトなど皆さんにお伝えしていこうと思っています♪
どうぞ宜しくお願いします!

では、今回のテーマは『ピアノって何歳?』

バルトロメオ・クリストフォリ ご存知の方も多いとは思いますが、ピアノが生まれた年は1709年・・・と言う事は、299歳!ナント来年300歳を迎えます。
イタリアのチェンバロの製作者だったバルトロメオ・クリストフォリ(1655-1731)さんがピアノの原型モデルを発明しました。


当時、チェンバロはギターと同じ指ではじく撥弦楽器(はつげんがっき)で、鍵盤(けんばん)を押すと、鳥の羽の軸でつくられたちっちゃな爪(つめ)で弦を引っかいて音を出すのですが、音量が小さくて音の強弱がつけられない楽器でした。
そこで、ハンマー仕掛けで弦を打って鳴らす打楽器(だがっき)という“クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ”(弱音も強音も出せるチェンバロ)と名付け、現在のピアノ・メカニズムを発明しちゃったのです!

ゴットフリート・ジルバーマン クリストフォリさんは、76歳で生涯をとじました。
でも彼の仕事の後継者がいなくて、ドイツのオルガン造りのゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)さんに受け継がれて、彼はクリストフォリの発明に改良を重ねて新しいピアノを作ったのです。

フリードリッヒ大王 J.S.バッハ

1747年、J.S.バッハ(1685-1750)は、プロイセン王フリードリッヒ大王(1712-1786)に献呈されたジルバーマン製のピアノを、王様の前で演奏しているんですよ。


クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ
 ↓
ピアノフォルテ
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ピアノ

という風に、段々と短く省略されてきて『ピアノ』すなわち、弱音(ちいさい音で)という名前になったのです。

ではまた、「りえ先生の楽しいピアノ」でお会いしましょう♪

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